『魚政』さん(四ツ木)にて「坂東太郎」と対峙する
ありがたいことに友人のからお誘いがあり、
四ツ木の『魚政』でうなぎを食べてきました。
迷子を恐れ(出た得意技(爆))、集合時間より1時間早く着いてしまったので、周辺を散策?
スカイツリーが見えます。
おのぼりさんとしては、嬉しくて撮りまくり。
ウロウロしたので休憩がてらベンチに座ると、
あれ?
石崎くんじゃないか?!
顔面で想いを受け止めてくれる、石崎くん……
顔面でボールを受け止めてくれる、石崎くんじゃないか?!
鼻血を流しながら、笑顔で「ボールは友達!」と名言を放つ石崎くんじゃないか?!
漫画『キャプテン翼』でガッツあるディフェンダーをしていた石崎くん。
気が付くとアタマをナデナデしていました。(笑)
そんな出会いもありました。
さて 『魚政』ですが、
食したのは、入荷されるか分からない「坂東太郎」。
(「坂東太郎」とは利根川の愛称でもあります)
↑ 下のタライの中にいるのが「坂東太郎」。色が違う。
来店してから調理に入るので、食べるまでにある程度時間がかかります。
時間に追われる日々、時短への価値に目を向けられますが(もちろん効率を上げることはとても大切です)、この「待つ」という一見すると「もったいない」ともとれる時間は、時短への注目がされるほど、「待つ」ことは希少視され、寧ろ価値を見出されるんだろうなと思いました。
「待つ」も大切な食事時間なんだと実感。なぜなら、この時間には、友人との会話、お店の心遣い、来店客の足跡、料理へのイメージと、ものすごく凝縮された時間が詰まっていたから。
そうこうしている内に「坂東太郎」が登場!!食べる前から鼻血がでそうなほどココロは高揚していました。
は!石崎くん?!
あのナデナデは、ココロを躍らせる体験が出来ていることへの感謝だったのかもしれません。(笑)
見た目は……肉厚で旨そうじゃないか!でも、そんな見た目ではだまされないぞ!と変な気合を入れつつ「坂東太郎」を口へ運ぶと……「うまい!」この一言に尽きます。考えるよりも先に発してました。脂が乗っているのにしつこくない、小骨の存在は確認されず、柔らかくふわふわでしっとりの食感をダイレクトに感じることが出来るので、自然とうなぎに集中してしまいます。食感と香ばしさとタレの甘味が絶妙に影響しあって、旨味の相乗効果がありました。一口目以降、箸が止まらなくなってしまったことは言うまでもありません。
あまりの美味しさに、家に帰って来てからも、あの味、あの食感は残っています。帰ってくるまでに、デザートを食べたにもかかわらず残っている。それほどの感動でした。
『魚政』さんでは、毎年10月にうなぎの供養をしているそうで、
そんな思いからも、うなぎに対する愛情と感謝を感じずにはいられませんでした。
自分では食べることが無かったろううなぎと得られなかったろう感動に、
友人、お店、うなぎに大感謝です。
この感動をほかのヒトにも味わってもらいたいと強く思いました。