続・『観音菩薩』 ~闍梨's寺務所物語編~
また『観音菩薩』を紹介したいと思います。
『観音』さんは各地にたくさんいると紹介しましたが、
「闍梨's寺務所」(ジャリーズ寺務所)というプロダクションがあらゆる『観音』さんをマネージメントしてるんです。
(注釈・・・阿闍梨:高層の敬称です)
……すみません、
しばらく「ジャリーズ物語」にお付き合いくださいマセ……
「寺務所」を総じているのが阿闍梨ことジャリーズさんといい、ヒトのことをいつも「他」(ター)と言っています。
『観音』さんは、百変化どころかいろんな姿に変身してしまうものだから、ジャリーさんは多過ぎると判断しました。そして数を『三十三』に決め『三十三観音』として売り出しました。
(つづく)
『三十三観音』といって、『観音』さんが、33種類の『観音』さんに変身します。「いろんな姿で人々を救います」ということです。
三十三と聞くと、アレを思い浮かべるのではないでしょうか?
アレ、つまり、札所巡りの三十三ヶ所です。
『三十三観音』が由来のようですが、実際には各札所とそれぞれの『観音』さんは対応していません。(その本尊には『千手観音菩薩』や『十一面観音菩薩』が多くみられます)
三十三という数字は、「すごくたくさん」を表しているようです。
『三十三観音』は絵で表されることがほとんどで、仏像で見ることはかなり稀なことです。
しかし、今回は、お気に入りで、是非おススメしたい「レアブツ」(「レアな仏像」の略、そんな言い方しないです(笑))を紹介したいと思います。それは、鎌倉の『東慶寺』さんの『水月観音菩薩』さん。
水面に映った月を岩に腰を下ろして眺めている姿を表現しています。
うっとりしてしまいます!!
(キモチ悪い。(笑) 仏像を見ている表情や姿は見せられないほど恥ずかしくヒドイものだと思います(爆))
拝観には予約のひと手間と拝観料300円がかかりますが、その手間と費用を払ってもおつりが来る感動と感激があるので、鎌倉へ行く際には拝観されることをおススメします。
でも、『東慶寺』は「女性の駆け込み寺」⇒「縁切り寺」なので恋人とはいかない方がいいかもしれません。(笑)
は!
『三十三観音』はさらっと紹介して次にいこうと思っていたのですが、『水月観音菩薩』がアタマにうかんでしまったので、調子に乗って、紹介しちゃいました。
いや、もう、本当におススメなんですよ!
(もういいって!(爆))
(つづき)
……すみません、
また、「ジャリーズ物語」にお付き合いくださいマセ……
「闍梨's寺務所」(ジャリーズ寺務所)は『観音』さんをトップスターとして輝かせる為にユニットを結成することにしました。
それが、『観闍梨無限(∞)』(カンジャリエイト)(『七観音』)と言います。
1)ショウ
2)センジュ
3)バトー
4)ジュイ
5)フクー
6)ジュン
7)ニョイ
の7名からなります。
程なく彼らは全国各地で活躍し多くの支持を受け、「闍梨's寺務所」の顔の1つにまでなるのでした。
(おしまい)
失礼しました。
『七観音』と言われる『観音』さんの中の代表格の『観音』さんがいます。
(宗派によって『六観音』になったりもします)
1)『聖観音菩薩』(しょうかんのん)
(ノーマル『観音』を他の『観音』と区別する為「聖」を頭文字に付けています)
2)『千手観音菩薩』↓
3)『馬頭観音』
4)『十一面観音』↓
5)『不空羂索観音』
6)『准提観音』
7)『如意輪観音』↓
以上の7体になります。
(おまけ)
……すみません、
まだ、「ジャリーズ物語」には続きがありましたので、お付き合いくださいマセ……
『観音』さん達の努力によって「闍梨's寺務所」(ジャリーズ寺務所)には活気があふれていました。そのパワーを世代を超えた音楽として後世に残そうとジャリーズさんは思いました。「『三十三観音』と『観闍梨無限(∞)』(『七観音』)が愛の手を差し伸べる」というコンセプトの下、その曲は制作されました。
せっかくなので、お聞きください。(聞けないって!?失礼しました)
~♪ チャチャチャッ!
チャチャチャッ!
チャチャチャッ!チャッ!(ヨーッ!)~
……三三七拍子(爆)
そして、今宵、また、あちら、また、こちらの酒宴では、
人々の歓喜の声と拍手と合いの手がこだましていることでしょう。(爆)
(ほんとうにおしまい)
宴会や三三七拍子で『観音菩薩』に思いを馳せるのも一興ではないでしょうか。
そんなことはありませんね。
三三七拍子と『観音菩薩』に接点はありませんので悪しからず。(笑)