tomitomitomiyanのブログ

中国と関わっていたこともあり、日本と中国の文化(習慣、コトバ‥など)を中心に好きなコト、気になるコトを話していければと思ってます。

ドラちゃん

中国駐在中、

「中国語で『(値段)いくらですか?』はなんて言うの?」と出張者に聞かれ、

『ドラちゃん』と教えてあげました。(笑)

 

ホントに教えました。

 

ちょっと説明すると、 

標準語では、『多少钱?』(duo1 shao3 qian2)(トゥォシャオチィェン)

というのですが、北京では、アール(儿)(r)化が起こり、

『多少儿钱?』(duo1 shaor3 qian2)(トゥォシャァチィェン)になります。

さらに、言いやすく、『多儿钱?』(duo1 er2 qian2)(トゥォァチィェン)と変化します。これを早く言うと、(トゥァチィェン)になり、『ドラちゃん』になります。

 

その出張者は、『ドラちゃん』というコトバを装備して、買い物に行ったそうです。

後日、再開した時に買い物の時の状況を聞いたところ、

 

『ドラちゃん』

 

ばっちり通じたようでした。

直接やりとりして買い物出来ると、より楽しめますし、良かったと思いました。

 

出張者は続けました。

「ただ……相手が何を言っているかわからなかったんだよね……」

「爆!」

 

黙って電卓を渡しておきました。。。

 

これ、中国語あるあるのひとつなので、もし機会があったら使ってみてください。