おおらかな感じがする『如意輪』さん
『ぼ』の『如意輪観音菩薩』さんを紹介します。
先日、石造店にいた方です。
こんな姿をしてます。
決して、二人馬織で、熱っつ熱のあんまんを食べさせられることに憂いと諦めを感じ悪態をついているわけではありません。
また、この状態がオイシイと思って左手でOKを作っているわけでもありません。(爆)
「あーらしを おーこして すーべてを こーわすの……」
工藤静香に憧れて『嵐の素顔』を歌って、
右手2本で、動きを表しているわけではありません。
この6本の手のポジショニングは特徴のひとつです。
また、足も特徴のひとつです。
寝かせている左足の足ひら?に右足を立てて同じく足ひら?をのせるカタチ。
「輪王座」(りんのうざ)といって、『如意輪』さん独特のポーズです。
通称、手もみならぬ足もみと言いま……せん(すみません)
真ん中の右手が持つあんまんみたいなのは、
「財宝を雨のごとく降らせることの出来る珠」、「如意宝珠」です。
一番外側の左手人さし指でくるくるしているようなのは、
「仏の教えは必ず転じ広まる」という「法輪」です。
これを合わせて、
「如意宝珠」+「法輪」=『如意輪』⇒『如意輪観音菩薩』
「すべてのヒトの願いをかなえる!」が座右の銘の
『如意輪観音菩薩』さんの名前の由来になっています。
・金銀財宝
・仏の智慧
を授けてくれる観音様です。
決して頬づえをついて居眠りをかまそうとしているわけではありません。
『弥勒菩薩』と「居眠りツートップ」とも言われ親しまれてています。
……すみません、そんな言い方しません。
多くはこのようなポーズで、おおらかな感じがします。
すぐ『如意輪』さんと分かると思います。
出会ってみてください。