東京国立博物館には、楽しみが溢れています
お気に入りスポットに東京国立博物館があります。
いつも年間パスポートを利用しています。
全国の国立博物館(東京、京都、奈良、九州)に1年間入館が無料になります。
それに加え、最大6回、特別展へも入場が無料になります(各1回ずつ)
年間パスポートは、4,000円(本館、東洋館、法隆寺宝物館の常設展が無料)
チケットは、
常設展、620円、
特別展は1,600円くらい(展示によって多少高低がある)
なので、特別展を3回見るなら、パスポートを買った方が断然お得!!
退場しても、透明なスタンプを押してもらって、
再入場の時には、ブラックライトを当ててスタンプ確認するなんて手間はありません。
(年間パスポートなんだから当たり前だって……)
嬉しいことに、発行してもらった年の干支があしらわれています。
子年なら、ミッキーマウ……ねずみだし、
寅年なら、ティガ……虎だし、
戌年なら、プルー……犬だし……
12種類のパスポートをコンプリートしたいです!
12年かかりますが(笑)
↑ これは今使用しているパスポートです
楽しみポイントです。
2週間に1回、どこかの展示品が入れ替わっているので、何度も足を運んでしまいます。
紅葉、桜の季節には庭園が無料解放され、タイミングが合えばお茶も楽しめる。
アトラクション……イベントスケジュールもたくさんあります。
お茶会、本館ガイドツアー(日本画、浮世絵、陶磁器、刀剣など)、建物散策ツアー、法隆寺宝物館ガイドツアー、東洋館ガイドツアー、各講義(仏教、仏像、日本画、漆器など)、ミュージアムシアター(360°から眺めることが出来るCG映像など)(500円)、博物館を紹介するコーナー(所蔵品の保管と修復の様子、日本が作成紹介、ハイテク使用の展示物鑑賞、絵葉書作成、などなど。
ツアーはスタートの途中参加も出来ますし、途中で抜けることも出来るので気はラクです。そして何より嬉しいのは、ガイドさんに質問が出来ること。ありがたいです。
また体験出来るのも楽しいです。
開催日時はそれぞれなので、すべてが1日に集中しているわけではありませんが、場合によると1日で何個も楽しめてしまいます。
以前自分が参加したものは、こんな感じです。
13:30~14:30 陶磁器ガイドツアー
14:30~15:20 法隆寺宝物館ガイドツアー
15:30~16:00 ミュージアムシアター
この3つを取り入れただけで、かなりの時間になってしまいました。
それから、改めて常設展を見るのですが、駆け足で回らないと、いや、駆け足でも周りきれませんでした。それくらいボリュームがあります。
ガイドで面白かったのは、陶器の胴と足の付け根から下の部分にあるボツボツしたもの。これを「梅花皮」(かいらぎ)と言います。
↑ アップで見ると気持ち悪い(爆)
「梅花皮」とは、サメの皮を刀剣の鞘や柄に装飾したりします。
↑ 白い柄の部分
↑ やっぱりアップで見ると気持ち悪い(爆)
陶器のボツボツ(釉(うわぐすり)がちぢれ)がサメの皮ににていることから、「梅花皮」というようになったそうです。
そういう説明をしてくれたり、作者にまつわるエピソードを紹介してくれたり、作品の成り立ちや影響などいろいろな切り口から説明をしてくれます。否が応でも興味が涌きます。また、同時にその作品にまつわる作品、作者にも興味が涌いてきます。これはガイドあっての話だなと思います。興味が尽きません。
なので、ガイドがある時は積極的に参加しています。
掲示板?に出ていますし、人が集まっているのですぐ分かります。
もうすぐエレクトリックパレードが始まるんだな……もう、いいって(爆)
とにかく、時間があっという間に過ぎてしまいます。
撮影禁止は、禁止マークがあります。
マークの無いモノは撮りまくってます(笑)
なので、時間だけでなく、自分の体力と携帯の充電池が足りなくなります。
そんな時は、いいと思う作品の近くにある椅子に座って電池を充電しつつ休憩して体力も充電しています。(寝落ちする時もありますが……)
外にいるのに、自分の世界に入れる博物館はとても有意義です。
(↑飽くまで個人の感想です)
そんな楽しい東京国立博物館です。
拝観する際に、気をつけなくてはいけないことがあります。
ですが、それはまた改めて紹介します。