第63期王座戦第5局 ~控えている勝負への意気込みにかえて~
いよいよ明日で、63期の王座が決定します。
最強クラスの羽生王座VS今季勝率八割と脅威の成績を残している佐藤天彦八段の最終局。
佐藤(天)八段は、クラッシック鑑賞が趣味で、オシャレにも気を遣っていることから、通称、「貴族」とも呼ばれています。
型に囚われない考え、対応でいつも魅了されてしまう羽生さんには勝ってタイトルを防衛してもらいたい。しかし、一方で7月時点で勝率八割を超える脅威の成績を収めている若手佐藤八段にはタイトルを獲ってもらいたいとも思っていました。複雑な気持ちを抱えつつ、楽しんでいましたが、85手で羽生王座が防衛しました。真剣勝負、棋士達はイノチを削って戦っています。その緊迫感もまた将棋の魅力のひとつなんだと思います。
翌日は、奇しくも、自分にとってこれからの行方を決める大事な日、勝負の日なので、おこがましいですが、羽生さん、佐藤(天)八段の気概にあやかってコトに対峙していきます。
自分の方の勝敗が決するのに85手まではかからないと思います。(笑)
ですが、奇策は弄せず、喜作?を用いながら地道に進めて行こうと思います。
まわりを巻き込みながら楽しんでしまう作戦で臨むつもりです。(それを奇策というのかもしれませんが(笑))
とにかくワクワクを周りに伝染させて、楽しんでいきます。