仏像の序列はあるポイントをみると分かる
基本的には、数体で祀られている時は、
真ん中にいる仏像が偉いことがほとんどで、
ほぼ『如来』が中央にいます。
『如来』は一番偉いのですが、着ているものを見ると……
「あれ?
すっごく質素な格好してる。
ツライことでもあった?」
↑ 薬師如来さんです
修行の身である『菩薩』を見ると……
「あれ?
ヘアーバンドやイヤリング、ネックレスにブレスレットを着けていたり、
華、玉、小物など、いろんなアイテムを持っていたり、
かなりオシャレ!
なんかイイコトあった?」
↑ 千手観音菩薩さんです
『明王』を見ると……
「え?
なんで怒ってる?ムカついてる?
何か悪いことしたっけ?」
↑ 不動明王さんです
古代インド神話の神様達の『天』を見ると……
「え?
鎧着てるけど、戦があるんですか?」
↑ 帝釈天さんです
そんなことを思ってしまいます。
着ているモノ、
『如来』は質素でしょぼく、
『菩薩』は豪華できらびやか、
『明王』は怒ってるようで(着衣じゃないし(爆))、
『天』は戦闘服。
なぜ『菩薩』がオシャレさんなのかというと、
『菩薩』は、悟りをひらく為の修行中で、
まだ欲をぬぐえず、着飾っていているからです。
例外はありますが、そんなところを気にしてみていくと
グループ仕分けが出来ると思います。
仏像を見る機会があったら仕分けしてみてください。(笑)