tomitomitomiyanのブログ

中国と関わっていたこともあり、日本と中国の文化(習慣、コトバ‥など)を中心に好きなコト、気になるコトを話していければと思ってます。

仏像を見る時に気を付けていること

タイトルの「見る時に気を付けていること」で、

光によって、仏像に使われている材質(木)や塗装の劣化を進めないよう

写真を撮るときは、フラッシュをたかないようにしています。

それは普通のことかもしれません。

ただ、ここでいう「見る時に気を付けていること」ととは、

「気を付けて見ていること」です。

 

 

基本的に仏像は、人々がお参り、願掛け、救いの対象になっていると思います。

そんな仏像は、お寺では、須弥壇と呼ばれるステージ上で、イベントを行っています。

……

失礼しました。

台座の上に祀られています。

 

お参りに来た人々は、台の上にいる仏像を拝みます。

場合によっては、ひざまずいて拝むかもしれません。

 

つまり、仏像は、下から見上げられた時をイメージして作られています。

 

なので、仏像を見るときは、下からのアングルで見てみてください。

同じ目線で見るより断然『魅力的』です。

(仏像の多くは、遠近法を利用して頭を大きめに作っています)

 

宝物館や博物館で見るときは、

そういう角度に「気を付けて見ていること」をしています。

 

 ↓ 実物の仏像ではありませんが、こんなイメージになります……

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同じ目線

 

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 下からの目線

 

 

機会がある時に、やってみてください。

仏像の表情やら雰囲気がずいぶんかわりますよ。

 

仏(ブツ)ライフを楽しんでください。

(なんじゃそりゃ(爆))