仏像を見る時に気を付けていること
タイトルの「見る時に気を付けていること」で、
光によって、仏像に使われている材質(木)や塗装の劣化を進めないよう
写真を撮るときは、フラッシュをたかないようにしています。
それは普通のことかもしれません。
ただ、ここでいう「見る時に気を付けていること」ととは、
「気を付けて見ていること」です。
基本的に仏像は、人々がお参り、願掛け、救いの対象になっていると思います。
そんな仏像は、お寺では、須弥壇と呼ばれるステージ上で、イベントを行っています。
……
失礼しました。
台座の上に祀られています。
お参りに来た人々は、台の上にいる仏像を拝みます。
場合によっては、ひざまずいて拝むかもしれません。
つまり、仏像は、下から見上げられた時をイメージして作られています。
なので、仏像を見るときは、下からのアングルで見てみてください。
同じ目線で見るより断然『魅力的』です。
(仏像の多くは、遠近法を利用して頭を大きめに作っています)
宝物館や博物館で見るときは、
そういう角度に「気を付けて見ていること」をしています。
↓ 実物の仏像ではありませんが、こんなイメージになります……
同じ目線
下からの目線
機会がある時に、やってみてください。
仏像の表情やら雰囲気がずいぶんかわりますよ。
仏(ブツ)ライフを楽しんでください。
(なんじゃそりゃ(爆))