不思議な魅力、『寒山拾得』
四字熟語、ではありません。
これヒトです。
島崎藤村(姓が島崎で、名が藤村)のように、
姓は寒山(かんざん)、名を拾得(じっとく)、
というわけではなく、2人の名前なんです。
『寒山』さんと『拾得』さん。
なかなかインパクトのある名前ですし、
漢字が四つ並んでいると四字熟語みたいだし、リズムカルで面白い。
『寒山拾得』。
(失礼しました)
このお二方の様子を描写した絵を公開します!!
(もったいぶらなくても、いろんなトコロでさらされてます。そして、いろんなヒトが描いています)
※閲覧注意(心臓の悪い方は自己責任でご覧ください)
↑ 『拾得』さん(左)と『寒山』さん(右)
名前だけでなく、この絵もなかなかのインパクトだと思います!
エロ目です。(爆)
この不気味さがなぜか不思議とひきつけられるんですよ。
レレレのおじさんみたいだし、ココロの隙に入りこまれそうな感じがするし、ココロを見透かされている感じもするし、小馬鹿にされている感じもするし、滑稽でオカシイ感じもするし、笑っている顔の裏には闇があるんじゃないかって思ってしまうし、笑顔に虚無感を煽られるとうか……とにかくいろんな感情が出て来ては交錯するという不思議な感覚です。ココロをかき回されるんですけど、なぜだか、また見てしまう、ああぁ……なんとも不思議な魅力。(コワイですよね。……え?絵のことじゃない!魅力とか言ってるお前がコワイって?!(爆))ちなみにどの絵もこのような雰囲気で笑っています。
『寒山』さんと『拾得』さん、実は、『文殊菩薩』さんと『普賢菩薩』さんの化身といわれています!
衝撃!!
http://blog.hatena.ne.jp/tomitomitomiyan/tomitomitomiyan.hatenablog.com/edit?entry=6653458415122414071 ⇒ 『文殊菩薩』
http://blog.hatena.ne.jp/tomitomitomiyan/tomitomitomiyan.hatenablog.com/edit?entry=6653458415124699394 ⇒ 『普賢菩薩』
理知的な二人の菩薩さんが不気味な二人のおっさんとして登場してたなんて!!
失礼な発言ばかり!(爆)
『寒山』さん『拾得』さんは、8世紀、唐の時代に生きていたとされています。
なんかUMA(未確認生物)を捜索しているような緊張感と高揚感があります。
(……え?無いですか……すみません、ありませんよね)
この笑劇……衝撃画を見てしまうと、『文殊菩薩』と『普賢菩薩』に会った時に不思議な気持ちになれる?なると思います。そして、いろんな感情が交錯すると思います。でも、そんな感情になっているのには、『ナニカ』があるんだと思います。その『ナニカ』を見つける作業を楽しんでみるのもいいかもしれません。